ワインの個性を知る”テロワールとは?”同じ品種でも味が違うのはなぜ?

グリューナー・フェルトリーナー

 

こんにちは。

ワインエキスパートのミラです。

 

ワインはブドウ100%で造られたお酒です。

ブドウの出来がワインの味わいに大きく影響します。

そしてブドウの生育に大きく影響するのが“テロワール”と言いますが、“テロワール”とは何でしょうか?

ワイン用のブドウ栽培に適した土地とは?

どんな土地なのかみていきましょう!

 

テロワールとは?

 

・土地の気温、降水量、日照時間などの気候条件

・土壌の質、水はけのよしあし

・土地の起伏や標高、畑の傾斜など

ブドウの生育に関わる全ての自然環境のこと。

同じブドウ品種でも味わいが違うのは、この“テロワール”が大きく影響しています。

自然環境がブドウの味わいにどのように影響するのかを知ると、ワインの選び方の幅が広がりますよ。

 

ブドウ栽培7つのポイント

 

ポイント①気候

良質なワイン用のブドウを育てるための理想的な気候は、雨が少なく日照量が多いこと。

温暖なところ・・・酸味が弱く、果実味が豊かなブドウができる。

冷涼なところ・・・酸味が強く、果実味が少ないブドウができる。

気温が高いとブドウはよく熟し、気温が低いと酸味が強くシャープな味わいになる。
⇒昼と夜の温度差が大きいほど、ワインの味わいにメリハリが出る。

ポイント②降水量

年間降水量が500~900mmくらいの土地が良い。

(日本は1700mmくらいなので、降水量が非常に高い!)

雨が多すぎると、粒が大きくみずみずしいブドウになる。⇒生食向きのブドウ。

ワイン用のブドウは、生育に必要な最低限の降水量が良い。

ポイント③日照時間

年間1300~1500時間以上。

ブドウがしっかり熟すためには、日照時間が長い方が良い。

ポイント④畑の高度

標高によって気温が変わるので、栽培に適したブドウ品種も変わる。

標高が高いほど、気温が下がる。

昼と夜の温度差が生まれるので、ブドウの実がしっかり熟しつつ、酸味が強くなる。

ポイント⑤畑の角度

畑の角度(傾斜)によって、水はけや日照時間が変わる。

昼間の太陽の光を多く浴びられる南向きが好条件。

傾斜のある畑は、高度が高い方が水はけが良い。

ポイント⑥土壌

水はけがよく、栄養分が多すぎないやせた土地の方が、良いブドウができる。

栄養が少ないとブドウは、地上に伸びるのではなく、根を地中に深く深く伸ばして、土の奥から栄養分やミネラルを吸収する。⇒厳しい環境で育ったブドウは、凝縮した味になる。

甘やかさない土地で育ったブドウは美味しいワインになります!

ポイント⑦土壌の質

土壌の質によって、適したブドウ品種がある。

例えば、

水はけが良い砂利質土壌・・・カベルネソーヴィニヨン

ミネラルが豊富な石灰質土壌・・・シャルドネなどの白ワイン(シャブリが有名!)

保水力のある粘土質土壌・・・メルロー

に向いています。

 

まとめ

 

ブドウ品種によってワインの味わいは違います。

同じ品種でも生産者によってワインの味わいは変わります。

フランスの生産者がチリでワインを造るなど、同じ生産者が違う土地や国でワインを造ることはよくありますが、やはりワインの味わいが変わります。

これが“テロワール”の違いですね。

ワインは人の手と自然が作り出した飲み物。

奥深くて、飽きることがない魅力的な飲み物です!

 

ミネラルが豊富な石灰質土壌で造られた辛口白ワイン。

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グリューナー・フェルトリーナー