ワインの造り方「樽熟成とステンレスタンク熟成の違い」メリット、デメリットは?おすすめ白ワイン

ワイン樽熟成

 

こんにちは。

ワインエキスパートのミラです。

 

ワインはブドウをアルコール発酵させたお酒です。

発酵を終えたワインは、、、すぐに飲める訳ではありません。

ここからがワイン造りの最終段階である”熟成”に入ります。

発酵を終えたワインを木樽かステンレスタンクに移し、半年~2年ほど熟成させます。

熟成させることで、ワインの成分が安定し、味わいが落ち着くのです。

熟成には木樽かステンレスタンクが使われます。

木樽とステンレスタンクについてそれぞれの使い分けや特徴を見ていきましょう!

 

木樽とステンレスタンク、それぞれのメリット、デメリットは?

 

カジュアルなワインはステンレスタンクで熟成することが多い。

長期熟成の高級ワインワインは木樽熟成が多い。

 

ステンレスタンクのメリット・デメリット

 

①メリット

気密性が高く、温度管理がしやすい。

衛生面も優れている。

木樽に比べてコストがかからないので、大量生産(カジュアルなワイン)に向いている。

出来てすぐのフレッシュな味わいを楽しむワインや酸化させたくないフルーティーなワインに向いている。

②デメリット

香りの複雑さがない。

味わいが単調になりやすい。

 

木樽熟成のメリット・デメリット

 

①メリット

樽の香りがワインを引き立てる。

木目を通して微量の酸素とワインが触れあい、ゆるやかに酸化する⇒ワインに複雑な風味を与える。

樽の香りがワインに移り、ワインの味わいが豊かになる。

長期熟成タイプの高級ワインに向いている。

②デメリット

品質を安定させるのが難しい。

目減りの補填(ほてん)が必要で、管理にコストがかかる。

 

木樽熟成3つの効果

 

①不純物の清澄化

木樽から出るタンニンとワインが反応して、ワイン中に含まれる不純物が沈殿する。

②香りを移す

樽本来の木の香りがワインに移り、ワインの香りが複雑になる。

③酸化を穏やかにする

木樽の木目から微量の酸素がワインに触れて、穏やかにワインが酸化する。

ワインの味わいがまろやかになり、複雑な風味や個性が生まれる。

 

ワインに影響する木樽の種類について

 

木樽の素材、大きさ、ロースト、新樽か古樽かによっても、ワインの仕上がりが変わります。

①素材

・フレンチオーク

バニラのような香りをワインに与える、繊細な香りを持つオーク(樫)。

・アメリカンオーク

ココナッツなど南国系の甘い香りが特徴。

②樽の大きさ

使用する樽の大きさによってもワインの仕上がりは変わります。

・大きい木樽

容量600ℓ以上のものもある。

樽の香りは弱い。

長時間かけてゆっくり酸化させる。

・小さい木樽

樽の容量225ℓの“バリック”と呼ばれる小樽が主流。

樽の香りがはっきりとワインに移る。

③ロースト

木樽を作る時に、木の板を火で炙って丸めます。

炙り度合いでワインに移る香りが変わる。

・ライトロースト

バニラやスパイスの香り。

・ミディアムロースト

ナッツやチョコレートの香り。

・ヘビーロースト

コーヒーや燻製、葉巻のような香ばしい香り。

④新樽か古樽か?

新樽は名の通り未使用の樽。

1回でも使うと“古樽”と言います。

古樽はワインに移る樽の香りが穏やか。

新樽は木の香りが強く、ワインにも樽の香りが強く移ります。

“新樽100%”とは、新品の樽でだけ熟成させたワインのこと。

ワインにしっかり個性がないと、強い樽の香りでワインが負けてしまうことがある。

 

まとめ

 

木樽熟成とステンレスタンクで熟成したワインのどちらが良い言うのはありません。

出来上がったワインのスタイルが違うので、季節や料理、飲むシチュエーションに合わせるのが一番です!

今の季節なら、スッキリ爽やかな白ワインが美味しいです(^^♪

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たまには昼間からランチに合わせたり、アウトドアで飲むのにも最適のワインです!

 

 

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