スクリューキャップのワインは安物?コルク栓とスクリューキャップの違い

コルク栓

 

こんにちは。

ワインエキスパートのミラです。

 

スクリューキャップのワイン=安いワイン

というイメージあるかもしれませんが、、、

 

スクリューキャップのワインは安物か?

 

比較的リーズナブルなワインに

スクリューキャップを使われていることが多いので、

「スクリューキャップは安いワインでコルクの方が高級ワイン」

と思われがちですが、、、

「コルク栓のワインじゃないとワインを飲んだ気分になれない」

という人もいるかもしれませんが、

キャップの種類とワインの品質は関係ありません。

 

コルク栓のメリット・デメリット

 

”コルク栓”のメリット

・弾力性があり、ボトルの口を密閉するのに優れている。

・長期熟成タイプの酸化を防ぐ。

・コルクにワイン名の焼印が押されていて

思い出に残るワインを飲んだ時にコルクを記念にとっておける。

・高級感がある。

 

”コルク栓”のデメリット

・コルクは天然素材なので、品質にバラツキがある。

・慣れていないと開けるのが難しい。

・コルクに“ブショネ”と呼ばれる不快臭が生じ、

ワインの味わいを損ねる。

 

注:”ブショネ“とは
コルクを製造するときに化学反応によって発生するカビが原因で
天然コルクから発生する不快臭のことです。
湿った段ボールにカビが生えたような臭いがします。

コルク栓の2~3%の割合で”ブショネ“があります。

 

スクリューキャップのメリット・デメリット

 

”スクリューキャップ”のメリット

・コルクによる不快臭がない。

・コルクより開けるのが簡単

・飲み残した場合も、キャップを閉めれば簡単に保管できる。

・飲み残しのワインのボトルを横にしてもワインが漏れない。

 

”スクリューキャップ”のデメリット

・安っぽいイメージがある。

・長期保存に向いているか分からない。

 

スクリューキャップでは長期熟成できない?

 

もともと“ワインの熟成”に向く素材ということで、

コルク栓が使われていました。

ワイン(特に赤ワイン)の熟成には“酸素”が必要なため、

コルク栓でないと長期熟成はできないと考えられてきました。

最近の研究では、

ワインの熟成はほとんど“無酸素状態”でも熟成できる

とわかってきました。

コルク栓を使わないと熟成できないと思われていましたが、

スクリューキャップでも熟成ができることがわかったきたことで

“ブショネ”の心配のないスクリューキャップ

を採用する生産者が増えてきました。

特に、オーストラリアニュージーランドでは

スクリューキャップをいち早く取り入れ、

最高級のワインでもスクリューキャップを使用しています。

どんな高級ワインでも、

コルク栓を使うと2~3%の割合の“ブショネ”があるので、

最近ではワイン造りに伝統のあるヨーロッパのワインでも、

コルク臭の危険のないスクリューキャップ

に切り替えていく生産者が増えています。

 

まとめ

 

もともと長期熟成に向く“コルク栓”ですが、

最近は長く熟成させるよりも、

ワインが出来上がって数年という早い段階で

飲まれることが多いことから、

あえてリスクの高い“コルク栓”を使う

必要がなくなってきたのかもしれません。

 

自宅でワインを飲むとき、

スクリューキャップは簡単に開けられるので本当に便利です!

ソムリエがサービスしてくれる高級なレストランでは、

出来ればスクリューキャップよりコルクがよいと思うのですが。

 

 

コルク栓